【３月２５日・石山講のおしらせ】
毎年恒例の「石山講」。今年は盛大に行います。

大阪城ってもともと「お寺」だったって知ってました？

蓮如上人が建立された大坂本願寺（のちに石山本願寺）の跡地に建てられたのが大阪城です。この歴史をたどると東西分派の動きまですべてがわかります。そのキーマンが「教如上人」。今年は教如上人400回忌ということもあって、石山講に併せて「教如上人顕彰会」を開催します。

お昼から例年どおり大阪城の名号碑前でお勤めをいたしますが、その後は難波別院に戻ります（難波別院より送迎バスが出ます）。難波別院には蓮如上人のお木像がありますが、そのお木像を安置するために従来の北広間を改造。
「蓮師の間」としてお披露目を行います。

親鸞聖人・蓮如上人・そして難波別院の開基でもある教如上人の繋がりを感じていただける「蓮師の間」。
お披露目には蓮師の間を飾る井波彫刻や輪島漆芸額の披露も行われます。そして名古屋からお越しの亀井鑛先生にお話を賜り、参加者で座談を行います。これは蓮如上人が大切にされた寄合・談合の精神を体現するために行うものです。

座談ののち、難波別院オリジナル映像「戦国乱世を生きた人　教如」の上映を行い、夕食接待（事前申込みが必要です）。夕食後には富山からお越しの太田浩史先生に教如上人についてのお話を賜ります。

当日はちょうどお昼過ぎに福島県からホームステイの子どもたちが到着します。そこで大阪市音楽団によるウェルカムスプリングコンサート（無料）も行われ、ブットンくんも登場して場を盛り上げます。盛りだくさんの石山講、前日お申し込みも可能です。ぜひお越し下さい。

※写真は、お披露目を待つ「蓮師の間」の御厨子とその周辺を飾る井波彫刻の様子です。